タバコは百害あって一利なし、とよく言われますが、高血圧患者にとってもいいことなんて何もないです。
①タバコに含まれるニコチンが交感神経を刺激して血管が収縮します。
②ニコチンは血圧を上げるホルモンを促進させます。
③肺に入ってくる一酸化炭素が、血液にある酸素を運ぶヘモグロビンと酸素がくっつくのを阻害するため、体内に送られる酸素量が少なくなります。その結果、心臓が体内により多くの血液を送ろうとするので、血圧が上がることになります。
④悪玉コレステロールを増殖させ、動脈硬化を悪化させます。
⑤血液の中の酸素量が減ることにより、血液の塊ができやすくなり、脳卒中や心筋梗塞の原因にもなります。
⑥高血圧の治療薬であるβ遮断薬はタバコを吸うことにより、効果が落ちることが報告されています。
タバコを1本吸うだけで収縮血圧が10~20mmHg上がると言われています。喫煙者と非喫煙者では、狭心症や心筋梗塞になる可能性は2~3倍、死亡率は5~10倍にもなります。特に喫煙者がよくやりがちな寝起きの1本は、一気に血圧を上昇させますので注意が必要です。
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